【圧迫×関節運動】Stabilityを促す必須要素( ゚Д゚)ケッコウダイジ!
みなさん、こんにちは
骨格ラインから美しい身体をつくる美姿勢・美脚スペシャリスト@Sadaです。
みなさん、自分の関節の位置に関して、どこが正しいか分からなくなったことないですか?例えば、「どこに頭をホールドしておけば首が安定するのか全く感じとれない」というような経験です。一般の方ですと、そんなこと考えた事すらないかもしれませんが、トレーナーやインストラクターの方であれば、一度は経験があるのではないでしょうか?
特に関節の可動性を広げようと、可動域トレーニングを多くしている際や、他力で強い圧を関節にかけすぎた場合などに、関節が動き過ぎたりしてしまうと、よくそんな症状が起きてしまいます。
関節の位置が分からない時は、関節安定性がかなり低下している時であり、大抵の場合、痛みや過剰な筋緊張を感じたり、筋疲労が抜けない感じがあったりなど、そういった症状に悩まされてしまい、関節の位置にまで気が向かないかもしれませんが、実は結構な頻度で起きているであろう事象だと思われます。
そんな時にどのように対応したらよいのか?私は常々、セミナーやセッションにおいても、『関節は弛め過ぎないように、適切に締めましょう!』と伝えておりますが、その際に使う現場テクニックの一つとして
======================
■関節を圧迫しながら動く
======================
などを取り入れたりしております。
関節を圧迫しながら動く、というのはどんな感じかというと、脊柱だと解りやすいですが、単純に頭頂部や両肩から尾底骨にかけて垂直に圧をかけながら、小さな範囲で脊柱を揺らしたりすることをします。また肩関節だと、壁や床に手をついて、肘を伸ばして上腕骨を固定し、それに対して肩甲骨の関節窩を解剖軸に従って押し付けて、関節の正しいポジションをキープしたりします。
※もちろん整形外科的疾患がある方には注意が必要です。
特に、頸部や肩関節また胸郭の関節においては、この圧迫のテクニックはとても効果を発揮し、かなり短期間で、関節の位置覚を正常な状態の戻すことが可能になるのです。(傾向的に関節の位置が行方不明だと感じやすいのも、これら上半身の関節が多いのですけどね)
なぜ関節を圧迫することが効果を発揮するのか?ですが、
関節のポジションがズレていて、自分で正しい関節の位置を感知できない際は、靭帯や関節包、また筋・腱についている受容器(センサー)たちは、脳内情報との一致ができない状態であり、そのためにセンサーが過剰に反応し、脳に「この位置違う!この位置違う!」と伝え続けている状態だと言えます。
脳はその情報から関節の位置を修正しようと、周辺の筋肉に、「何かズレているみたいだから誰か直して~」って指令をだしていきます。
ただこういった身体状況においては、痛みの反射や関節のズレの影響でインナーマッスルに抑制がかかっており、関節制御が得意でないアウターマッスル達が過剰に反応して働き出してしまうのがお決まりのパターンだと言えます。
関節中心軸の制御が不得意なアウターマッスル達は、過剰に働き過ぎ、適切な位置に関節がホールドできず、結果としてセンサーたちからの「( ˘•ω•˘ )まだ位置が違いますけど・・」という脳への情報伝達は繰り返されるという訳です。
こんな時に関節を『圧迫』しながら動くと、(実際にやってみた頂くとすぐに体感できると思いますが)、その位置が分からなくなっている関節以外の部位にも『圧』がかかり、各関節の正しいポジションというのが、身体全体の感覚から結構感じ取れたりするものなのです。
( ゚Д゚)アッパクシナガラ、チイサクユラスノガポイント!!
関節への圧迫を感じたら、その関節面が一番安定する位置(大抵はニュートラルの位置)を探し、安定する位置が見つかったら、そのポジションをキープしたまま、かかっている圧に対して、少し抵抗する方向へと関節を動かしてもらいます。
やってみてもらえば体感できると思いますが、恐らく「確かにこの関節の位置は正しい位置に違いない」と感じると思います。
この感覚を是非感じてもらいたいものです。
まぁ、その意味では、ゴムチューブに包まれてエクササイズをおこなう『ストレッチーズ』というツールは、恐らくこの関節圧迫効果を出しながら動作ができるので、かなり動作時における関節安定性を引き出してくれるのではないでしょうか?
( ゚Д゚)スイマセン、ヤッタコトアリマセン。チガッテタラゴメンナイ。
でも実は、CoreCradleにも、この関節圧迫を使った関節安定化エクササイズが存在したりするのです。それに関しては、今後出てくる追加エクササイズ集に入れ込む予定なので、メンバーの皆様は楽しみにしておいてください!
【近日開催のセミナー】
・07/08(土) Cra&Lips共通カリキュラム 理論編①②(横浜)
・07-09(日) re・Frame exercise~美脚コンディショニング~
・07-15(土) Lips-SC-Basicセミナー(横浜)
・07-15(土) CoreCradle®Basicセミナー(横浜)
・07-16(日) CoreCradle®Basicセミナー(富山)
・07-21(金) Lips-SC-Basicセミナー(横浜)
・07-30(日) CoreCradle®Basicセミナー(大分)
・08-06(日) 美顔コンディショニング(京都)
・08-06(日) 猫背をなおす3つの法則(京都)
・08-12(土) CoreCradle®Basicセミナー(横浜)
・08-12(土) Lips-SC-Basicセミナー(横浜)
・08-20(日) CoreCradle®Basicセミナー(大阪)
・08-20(日) 理論編①②クレードル&リップス共通(大阪)
・08-26(土) 肩関節痛に対する機能改善パッケージ(横浜)
・08-26(土) 腰痛に対する機能改善パッケージ(横浜)
・08-27(日) 股関節痛に対する機能改善パッケージ(横浜)
・08-27(日) 膝関節痛に対する機能改善パッケージ(横浜)
・08-27(日) CoreCradle®エクササイズ編(名古屋)
【RRRセミナー日程一覧は】
⇒http://rrr-style.com/seminar/pg81.html
【Craセミナー日程一覧は】
⇒http://core-cradle.com/seminar/pg81.html
【@Sadaのセミナー日程一覧は】
⇒http://ccsics.blog74.fc2.com/blog-entry-318.html
|美姿勢・美脚スペシャリスト@sada|
骨格ラインから美しい身体をつくる美姿勢・美脚スペシャリスト@Sadaです。
みなさん、自分の関節の位置に関して、どこが正しいか分からなくなったことないですか?例えば、「どこに頭をホールドしておけば首が安定するのか全く感じとれない」というような経験です。一般の方ですと、そんなこと考えた事すらないかもしれませんが、トレーナーやインストラクターの方であれば、一度は経験があるのではないでしょうか?
特に関節の可動性を広げようと、可動域トレーニングを多くしている際や、他力で強い圧を関節にかけすぎた場合などに、関節が動き過ぎたりしてしまうと、よくそんな症状が起きてしまいます。

関節の位置が分からない時は、関節安定性がかなり低下している時であり、大抵の場合、痛みや過剰な筋緊張を感じたり、筋疲労が抜けない感じがあったりなど、そういった症状に悩まされてしまい、関節の位置にまで気が向かないかもしれませんが、実は結構な頻度で起きているであろう事象だと思われます。
そんな時にどのように対応したらよいのか?私は常々、セミナーやセッションにおいても、『関節は弛め過ぎないように、適切に締めましょう!』と伝えておりますが、その際に使う現場テクニックの一つとして
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■関節を圧迫しながら動く
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などを取り入れたりしております。
関節を圧迫しながら動く、というのはどんな感じかというと、脊柱だと解りやすいですが、単純に頭頂部や両肩から尾底骨にかけて垂直に圧をかけながら、小さな範囲で脊柱を揺らしたりすることをします。また肩関節だと、壁や床に手をついて、肘を伸ばして上腕骨を固定し、それに対して肩甲骨の関節窩を解剖軸に従って押し付けて、関節の正しいポジションをキープしたりします。
※もちろん整形外科的疾患がある方には注意が必要です。
特に、頸部や肩関節また胸郭の関節においては、この圧迫のテクニックはとても効果を発揮し、かなり短期間で、関節の位置覚を正常な状態の戻すことが可能になるのです。(傾向的に関節の位置が行方不明だと感じやすいのも、これら上半身の関節が多いのですけどね)
なぜ関節を圧迫することが効果を発揮するのか?ですが、
関節のポジションがズレていて、自分で正しい関節の位置を感知できない際は、靭帯や関節包、また筋・腱についている受容器(センサー)たちは、脳内情報との一致ができない状態であり、そのためにセンサーが過剰に反応し、脳に「この位置違う!この位置違う!」と伝え続けている状態だと言えます。
脳はその情報から関節の位置を修正しようと、周辺の筋肉に、「何かズレているみたいだから誰か直して~」って指令をだしていきます。
ただこういった身体状況においては、痛みの反射や関節のズレの影響でインナーマッスルに抑制がかかっており、関節制御が得意でないアウターマッスル達が過剰に反応して働き出してしまうのがお決まりのパターンだと言えます。
関節中心軸の制御が不得意なアウターマッスル達は、過剰に働き過ぎ、適切な位置に関節がホールドできず、結果としてセンサーたちからの「( ˘•ω•˘ )まだ位置が違いますけど・・」という脳への情報伝達は繰り返されるという訳です。
こんな時に関節を『圧迫』しながら動くと、(実際にやってみた頂くとすぐに体感できると思いますが)、その位置が分からなくなっている関節以外の部位にも『圧』がかかり、各関節の正しいポジションというのが、身体全体の感覚から結構感じ取れたりするものなのです。
( ゚Д゚)アッパクシナガラ、チイサクユラスノガポイント!!
関節への圧迫を感じたら、その関節面が一番安定する位置(大抵はニュートラルの位置)を探し、安定する位置が見つかったら、そのポジションをキープしたまま、かかっている圧に対して、少し抵抗する方向へと関節を動かしてもらいます。
やってみてもらえば体感できると思いますが、恐らく「確かにこの関節の位置は正しい位置に違いない」と感じると思います。
この感覚を是非感じてもらいたいものです。
まぁ、その意味では、ゴムチューブに包まれてエクササイズをおこなう『ストレッチーズ』というツールは、恐らくこの関節圧迫効果を出しながら動作ができるので、かなり動作時における関節安定性を引き出してくれるのではないでしょうか?
( ゚Д゚)スイマセン、ヤッタコトアリマセン。チガッテタラゴメンナイ。
でも実は、CoreCradleにも、この関節圧迫を使った関節安定化エクササイズが存在したりするのです。それに関しては、今後出てくる追加エクササイズ集に入れ込む予定なので、メンバーの皆様は楽しみにしておいてください!
【近日開催のセミナー】
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・07-09(日) re・Frame exercise~美脚コンディショニング~
・07-15(土) Lips-SC-Basicセミナー(横浜)
・07-15(土) CoreCradle®Basicセミナー(横浜)
・07-16(日) CoreCradle®Basicセミナー(富山)
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|美姿勢・美脚スペシャリスト@sada|
各地にて開催中! 美姿勢・美脚スペシャリスト@Sada ワークショップの日程はこちらから 【セミナー情報】 ⇒セミナー日程一覧 RRR・Craセミナーの日程は 下記リンクにてご確認ください。 RRRホームページ http://rrr-style.com/seminar/pg81.html CoreCradleRAcademyホームぺージ http://core-cradle.com/ |
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