11/8 骨盤を安定させる筋 :骨盤底筋群② 評価ポイント
みなさん、こんばんは
『美姿勢・美脚』スペシャリストの@Sadaです
では『骨盤底筋群』の続きを見ていきたいと思います。
今回は、「骨盤底筋の評価」に関して、簡単にまとめます。
◆骨盤を安定させる筋 :骨盤底筋群② 評価ポイント
骨盤底筋の機能評価ですが、
まずは筋収縮が正しく起きているか?からチェックすることが必要になります。
■筋機能チェック
まずは、骨盤底筋群を意識的に収縮してもらい、
尾骨や会陰中心などの触診などにより正しく収縮が起きているかをチェックします。
尾骨を触っている場合は、収縮時に尾骨が体内に入るような方向に動いているかをチェックします。より正確にチェックするならば、会陰腱中心にて、収縮時にそれが体内に入る方向に動いているかをチェックします。
腹圧性の尿失禁症のケースの場合、会陰腱中心が、逆に外方に押し出すような動きをするケースが多いようです。
ただ、デリケートな部分だけに、やはり触診をするのは実践的ではないですよね
なので症状から骨盤底筋が弱くなっていることが予想できた場合、そのまま機能改善プログラムに入ることがほとんどだと思います。
■呼吸パターンにおける機能チェック
横隔膜と腹横筋と骨盤底筋群が協調して働いているかをチェックします。
骨盤底筋群がうまく働いていない場合、骨盤の安定性を保つために、アウターマッスルなどをつかい腹部まわりを「固めて」いるケースが多くあります。
そのため、骨盤底筋群の機能不全では、腹壁の弛緩ができないケースが多くあります。
こういった場合に頚部の筋を過剰に使った呼吸になったり、背中を反らすような呼吸になったり、いわゆる呼吸のエラーパターンが起きたりするのです。
・上部肋骨は縦方向、下部肋骨は横方向に動く正しい肋骨運動パターンになっているか?
・吸気時に意識的な腹壁の弛緩ができるか?
=お腹を膨らませることができるか?←これ大事です!!
・呼気時に自然と骨盤底筋が収縮し、それに合わせ下腹部が凹んでいくか?
=腹横筋との協調している
などがチェック項目になります。
※下図が呼吸時の肋骨の動きと横隔膜の動きになります。
■腹圧上昇課題における骨盤底筋の収縮方向のチェック
咳きこんでもらう、椅子から立ち上がってもらうなどの腹圧が上昇するような動作において、骨盤底筋群が正しい方向に収縮しているかをチェックしてもらいます。
でも動作しながら触診でチェックというのは、かなり難しいですから、やはり収縮感覚を引き出し、その感覚がキープできているか?をチェックしていくことぐらいしかできないのが実際ですね。
最初に見た「筋収縮チェック」ができる場合でも、このように体幹に外圧がかかると、うまく収縮できない、もしくはエラーパターンがでてくるというのはよく見られるケースです。
========================================
以上のようなポイントをエクササイズなどしながらチェックしたりしているのですが、
まぁ鍛えて損することはないですから、よくわかない場合は、適切に鍛えていけばOKです
私の場合などは、きちんと働いているのが確認できている人でも、
毎回エクササイズの最初に刺激を入れていきます。
やはりいつでも感覚を感じてもらうのがいいですからね!
それでは、弱っていた場合にどう鍛えていけばいいのか?
を次回見ていきたいと思います!
『美姿勢・美脚』スペシャリストの@Sadaです

では『骨盤底筋群』の続きを見ていきたいと思います。
今回は、「骨盤底筋の評価」に関して、簡単にまとめます。
◆骨盤を安定させる筋 :骨盤底筋群② 評価ポイント
骨盤底筋の機能評価ですが、
まずは筋収縮が正しく起きているか?からチェックすることが必要になります。
■筋機能チェック
まずは、骨盤底筋群を意識的に収縮してもらい、
尾骨や会陰中心などの触診などにより正しく収縮が起きているかをチェックします。
尾骨を触っている場合は、収縮時に尾骨が体内に入るような方向に動いているかをチェックします。より正確にチェックするならば、会陰腱中心にて、収縮時にそれが体内に入る方向に動いているかをチェックします。
腹圧性の尿失禁症のケースの場合、会陰腱中心が、逆に外方に押し出すような動きをするケースが多いようです。
ただ、デリケートな部分だけに、やはり触診をするのは実践的ではないですよね
なので症状から骨盤底筋が弱くなっていることが予想できた場合、そのまま機能改善プログラムに入ることがほとんどだと思います。
■呼吸パターンにおける機能チェック
横隔膜と腹横筋と骨盤底筋群が協調して働いているかをチェックします。
骨盤底筋群がうまく働いていない場合、骨盤の安定性を保つために、アウターマッスルなどをつかい腹部まわりを「固めて」いるケースが多くあります。
そのため、骨盤底筋群の機能不全では、腹壁の弛緩ができないケースが多くあります。
こういった場合に頚部の筋を過剰に使った呼吸になったり、背中を反らすような呼吸になったり、いわゆる呼吸のエラーパターンが起きたりするのです。
・上部肋骨は縦方向、下部肋骨は横方向に動く正しい肋骨運動パターンになっているか?
・吸気時に意識的な腹壁の弛緩ができるか?
=お腹を膨らませることができるか?←これ大事です!!
・呼気時に自然と骨盤底筋が収縮し、それに合わせ下腹部が凹んでいくか?
=腹横筋との協調している
などがチェック項目になります。
※下図が呼吸時の肋骨の動きと横隔膜の動きになります。

■腹圧上昇課題における骨盤底筋の収縮方向のチェック
咳きこんでもらう、椅子から立ち上がってもらうなどの腹圧が上昇するような動作において、骨盤底筋群が正しい方向に収縮しているかをチェックしてもらいます。
でも動作しながら触診でチェックというのは、かなり難しいですから、やはり収縮感覚を引き出し、その感覚がキープできているか?をチェックしていくことぐらいしかできないのが実際ですね。
最初に見た「筋収縮チェック」ができる場合でも、このように体幹に外圧がかかると、うまく収縮できない、もしくはエラーパターンがでてくるというのはよく見られるケースです。
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以上のようなポイントをエクササイズなどしながらチェックしたりしているのですが、
まぁ鍛えて損することはないですから、よくわかない場合は、適切に鍛えていけばOKです
私の場合などは、きちんと働いているのが確認できている人でも、
毎回エクササイズの最初に刺激を入れていきます。
やはりいつでも感覚を感じてもらうのがいいですからね!
それでは、弱っていた場合にどう鍛えていけばいいのか?
を次回見ていきたいと思います!
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